ドンガリンゴP (Kinra) の ひみつきち です。
かってに はいっても いいですけど。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

「昇華」

自分のパソ通掲示板ログを読み返って、
メロディーリリック(台湾大学詞曲創作社)の4thアルバムの製作中に書いた感想を見つけて、
我ながらくだらないことで悩んでたなぁーと思って、訳してみました。

今日Smowくんがスタジオに来て
テンションMAXで彼の曲「the night won't stop the rain tonight」と
私の曲「離別之詩」の収録をした(結局使えるものにはならなかったけどw)

私たちの曲は、どっちもネガティブ満載のワメいたりウメいたりする奴で
無病の呻吟なのか、病気のある呻吟なのか、病気を先走った呻吟なのか
まるで歌い終えたらもう生きては帰れないかの様であるし
世界中自分にしか理解できないかの様でもある

それでも曲を「制作」するためには
やがて落ち着いて考え始めねばならない
メロディーを、調性を、コードを、使用楽器を
エレギのアンプはどう設定するか、オーバードライブはどれ位かけるか
ドラムはどこでフィルインを入れるか、ベースはどこでベンドするか、SEはどこに入るか
区切りはどう設計するか、テンションの上げ下げはどう実現させるか、
ボーカルはどういう風に歌うか、どこで息継ぎをするか、どこがクリッピングしやすいか
収録の時マイクスタンドの高さはどの位がいいのか、歌詞カードはどこに置くのか
ギターのライン入力はどう繋げれば収録中につまずかないか
収録したボーカルのリズムはどう編集するか、ちょっと早めに出させるかそれとも遅れさせるか
ハモリはどこに入れるかどこに入れないか

私たちは自分の書いた詩を嘲笑うかの様に
曲を1小節4クリックという単位に分解して1単位ずつ制作していく
完成した暁には
すでに歌詞の全ての文字に演奏記号が書かれてて
全ての音符がデジタル信号に変換されていた
こうして私たちはやっと世界中の誰もが理解できる曲を作れたのだが
それがつまり我々自身に理解できる物ではなくなったのか?というと
再生して聴いてみたら、やっぱり理解できるみたい

結局、曲を完成させた私たちは、生きて帰れぬ境地には行かなかった
回り道をして、別の場所にたどり着いたんだ
だってその生きて帰れぬ境地とやらは、既に観光スポットになってるから

いつかまた別の生きて帰れぬ境地を見つけるかはわからない
もし見つからないとすれば
この曲を作った事は、自分を救った様なものじゃないか
もし見つかるとすれば
その時はその曲を完成して自分を救おう

曲を作って、自分を救うんだ。

2010.9.7

スポンサーサイト
  1. 2014/09/05(金) 01:27:58|
  2. かけら
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

PROFILE

Kinra

Kinra
通称ドンガリンゴP。でも好きなものはリンゴじゃなくて、言語です。今は訳者として毎日いろんな言語と戯れてます。そして極たまに、曲を作ったりもします。
Twitter: lwanvonling

LATEST TOPICS

LATEST COMMENTS

CATEGORIES

Script by Lc-Factory
(詳細:Lc-Factory/雑記)

BRANCHES

ARTICLES

全ての記事を表示する

VISITS

BANNER


しばらくこれで。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。