ドンガリンゴP (Kinra) の ひみつきち です。
かってに はいっても いいですけど。

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紅く燦くもの(2):千億もの騒ぐユメ

どうも、「紅く燦くもの」PVだけのためにサンスクリット入力をインストールしたから
PV完成した後段々邪魔と思い始めながらも
恩義のようなものを感じてなかなかアンインストールできないでいるドンガリンゴPです。

製作の感想を語る前に、PVで目に捉えられないスピードでスクロールしていくサンスクリットの文章を
ここで紹介しましょう。相変わらず辞書と文法書を引きながら書いた物で正確性は保障しませんが。

सत्यो रुधिरो नक्षत्रो परस्माद्दर्शनाद्गच्छति ।
(サティョ・ルディロ・ナクシャトロ・パラスマーッダルシャナードガッチャティ)
真の赤い星は、視界を超越する

परदर्शनाद्गतिः स्वं रूपं हित्वा सोऽचिन्त्यो भवति ।
(パラダルシャナードガティハ・スヴァム・ルパム・ヒトヴァー・ソ・チンティョ・バヴァティ)
視界を超え、己の形を捨ててあったその星は、理解されなくなる


◆曲・アレンジ・ミックス

いつも通り曲から始まったんです。
実は2年前から断片を作っていたもので、当初から「赤をテーマとする」程度の発想はしていたので、
プロジェクトネームも red だった。
イントロが第一のモチーフで、Aメロの「混沌~」とかのあとにあるギターリフが第二のモチーフとなる。
メインの曲調は第二の方から変化させたんです。
Bメロは適当に考えたんですが、気が付いたら自分の旧作「signal」と似たようなパターンを使っちゃった。
ある意味、私にロックを作らせると必然的にこうなるということかもしれない。

曲の構成とアレンジは、B'zの「ピエロ」を大幅に参考にした。
(自然的にミキシング段階も参考にするつもりだったが、耳が悪いのであまり意味なかった)
エレギとアコギのパンとか、一旦静かになってアコギとボーカルから入るとことか。
なぜこの曲なのかというと、たぶんサビの最初の音が同じだから連想したんじゃないかと今は思うんですが、
やっぱりよく思い出せません。自分は間違いなくB'zのファンだけど。

各パーツについては以下のテーブルで紹介します。
イントロ組アコギ×2+12弦アコギ+ピアノ。元々はチェンバロを使うつもりだったが、いい音源を持ってなくて断念。とにかく金属的な響きを出したかった。
ドラムDTM創作交流会で知り合ったドラマーのEAjRockさんから、ロック向きのVSTドラムミックスのコツを教わった(EAさんによるとこれは更にHoskeyさんから伝授されたものらしい)ので、この曲で試してみました。Busをがっつり上げるのがポイントです。
ベース他の楽器を大きくしたいので、今回のベースはちょっと控え目にした。Waves MaxxBassをかけて、ミッドを少々上げてみたが、ひょっとしたら逆に邪魔になったかも。
エレギ×4全部Busに送ってコンプいっぱいかけちゃうから、音を殺しすぎたかもしれない。どのみちギター弾けない私が作ったギターなど聞こえたとしてなんの得にもならないしな。
アコギ×2「ピエロ」の真似というのは大体これの配置。でもロックではよくあるかも。エレギばっかじゃハイのキンキン音が足りないからね。
ヒット「魂のルフラン」の真似で入れてみた。普通に使うと果てしなくダサいこの音色ですが、コンプを適切にかけるといい感じになる。やっぱりダサいかな。
ボーカルメインはVY1、ハモリは去年の年末に購入したばかりのミクSolid(バンドル版で買った)。子音補正に英語ミクとAvannaをちょっとだけ使ったけど、ホントにほんの少ししか使わなかったのでクレジットに書くことすら忘れた。
他の楽器すべて合わせてやっとボーカルとタメ張れる、というバランスにしてみた。リヴァーブ・ディレイ・エンハンサー、使える手段は全部使った。「ジオセントリズム」リメイクの時に、VY1のパワーの限界が大体把握できたので、今回もためらい無くハモリをいっぱい入れた。

全体的に、500Hzと800Hzのカットを多用する。
エレギの方はちょっと周波数の振る舞いが違うので、1kHzや2kHzでカットする。
アタックを強調したい楽器には全部ハイシェルフEQを。音源によって、5kや5.5kから上げる。

◆マスタリング

ニコニコ動画用のマスタリングは、ほぼSonnox Oxford Inflator一本で出来上がった。
コイツはなにかズルでもしてるのかと疑うほどの高性能で、音質を損ない始めるまではかなり上げることが出来る。
他にステレオエンハンスとか音量上昇に応じるEQの微調整とかも一応やったけど。
DTMCCコンピ用のマスタリングはなんと、あのイケメンDJの 3 R 2 さんがやってくれました!(謎のハイテンション)
‥‥まあ、VOCAWORLDコンピの時と同じですね。

◆歌詞

今回は「ジオセントリズム」と同じ、語る相手を天体に例える歌詞です。
「ジオセントリズム」では逆に例えの方を伏せ、それを語る仕方で例えられる本体を語るという
概念メタファー的な手段を使いましたが、
(例を挙げれば、「キミ」を「地球」に例えた場合、
 「(世界は変化し続けているから)キミも変化し続けなければならない」は普通の暗喩だと
 「地球も負けないくらい回らなきゃ」になるのだけど、「ジオセントリズム」では
 「キミも負けないくらい回らなきゃ」になった)
今回の「紅く燦くもの」は例えと本体が五分五分の感じです。

今回の「君」という《語る相手》はどんな者なのかはこの場で明言したくないので、
視聴者の皆さんの想像と推理におまかせしますが、
《例え》の「星を超えるもの」はクエーサーのイメージを考えていた。
もっとも、クエーサーの性質に拘りすぎて、もともと語りたいものを見失っては元も子もないから、
100%科学的にクエーサーに合致するとは限らないが。

歌詞を書いたときは、まず浮かんだのが「あかくなろう」の一文。
それから色々と「赤くなりすぎて逆に赤らしくなくなった」シチュエーションを考え、
サビの一行目を8回くらい書いたけど、
さすがにサビを8回も歌ったらウザいので、本筋を決めて、脱線しうる部分を泣く泣く消しました。
(「愛しいほど紅くなろう」とか)

ちなみに「フレア」の代わりに書いた「閃焔」とは、太陽フレアの台湾での呼び方です。
カッコイイから輸入させてもらいました。
(ウィキペディアによると中国では「耀斑」と呼ぶ)

◆調声

最近の自分の調声はかなり手抜きで、
DYN・BRI・BRE・CLE・PIT・PBS、一切いじらない。メインのVY1はGENまでデフォで行った。
V3は怨霊村音量ムラが小さいので、音量の調節はビブラート・アタック・ディケイ・OPEでする。
ポルタメントとかは全部64分音符で作る。

この曲でもっとも多用したテクは、
語尾に5度くらい低い音を付けて落として、さらに [_0] の無声音で素早く切り上げるというものです。
文の最初で半音だけ低い音を32分音符の長さくらい歌わせてから本来の音に移らせる、というのも使ってみた。
ビブラートに合わせて、ボーカルの力の込め具合を少し上げることができる。
とっさの息継ぎとして無声音を入れることもある。

今回はDAWでの編集はほとんどしなかったので、
細かい部分は、動画説明に貼ってあったVSQXをダウンロードして開けてみれば、
どんな調整をしたかわかると思います。


今回はPV製作も大変だったので、次回の記事で紹介しましょう。ではまた。
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  1. 2014/02/16(日) 16:42:32|
  2. さくひん
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Kinra

Kinra
通称ドンガリンゴP。でも好きなものはリンゴじゃなくて、言語です。今は訳者として毎日いろんな言語と戯れてます。そして極たまに、曲を作ったりもします。
Twitter: lwanvonling

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